<<試合情報>>
- 日時: 2026年4月1日(水)午前3:45キックオフ(日本時間)
- 会場: ウェンブリー・スタジアム(ロンドン、イングランド)
- 放送: NHK Eテレ(生中継)/ U-NEXT / NHK ONE
- 大会: キリンワールドチャレンジ2026
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スコットランド戦、勝ちましたね。
ハムデン・パーク、7万人近いスコットランドサポーターの熱狂の中、20人のフィールドプレーヤーを起用しながら1-0で勝ち切り、伊東純也の後半39分の決勝弾、鈴木彩艶の2本のビッグセーブ。課題はありつつも、しっかり結果を出しました。
そして次がいよいよ本命です。
ウェンブリー・スタジアム。相手はFIFAランク4位のイングランド。
スコットランド戦が「テストと選手層確認の場」だったとすれば、イングランド戦はW杯本番に最も近いスタメンを見られる「最後の機会」です。森保監督がここで何を見せたいか、どう戦おうとしているか——その答えが見えてきますね。
スコットランド戦から読み解く「イングランド戦のスタメン」
まずスコットランド戦で何が起きたかを振り返ります。
スコットランド戦 実際のスタメン(3-4-2-1):
[後藤 啓介]
[佐野 航大] [鈴木 唯人]
[前田大然][藤田ジョエル][田中 碧][菅原由勢]
[伊藤洋輝][渡辺 剛][瀬古 歩夢]
[鈴木 彩艶]
三笘・伊東・上田・鎌田・堂安・中村敬斗など主力の多くはベンチスタート。前半は締まった展開、後半は次々と選手を入れ替えて攻勢を強め、伊東純也の決勝弾で1-0勝利。
この試合から見えたポイントは3つです。
①後半の三笘投入でチームが明確に変わった
三笘が入った後半から日本の攻撃が活性化し「一方的に押し込む展開」になりました。試合後に三笘は「イングランド戦は攻撃のクオリティを確かめたい」と語っています。
②スタメンでの鎌田のボランチ起用がなかった
スコットランド戦では藤田譲瑠チマ+田中碧のボランチ。鎌田はベンチに温存。イングランド戦でいよいよ鎌田ボランチが試される可能性が高まりました。
③渡辺剛が「ケイン封じの覚悟」を語った
渡辺は試合後「彼(ケイン)を自由にさせない。コミュニケーション取りながらやれたらベスト」と発言。イングランド戦でもCBとしてスタメンに入る前提の発言です。
スタメン予想(3-4-2-1)
[上田 綺世]
[中村 敬斗] [堂安 律]
[三笘 薫][鎌田大地][佐野海舟][伊東純也]
[鈴木淳之介][谷口彰悟][渡辺 剛]
[鈴木 彩艶]
ポジション別解説
GK:鈴木彩艶(パルマ)
スコットランド戦で2本のビッグセーブを見せた鈴木彩艶が、そのままイングランド戦でも先発です。マクトミネイの枠内シュートをビッグセーブするなど、コンディションの良さは証明済み。ケインのシュートへの対応が今夜最大のテストになります。パルマでの骨折離脱から完全復帰し、正GKの座を改めて示す一戦です。
右CB:渡辺剛(フェイエノールト)
スコットランド戦で90分フル出場に近い安定したパフォーマンスを発揮。試合後には「ケインを自由にさせない。コミュニケーション取りながらやれたらベスト」と語っており、イングランド戦のスタメンを意識した発言です。
フェイエノールトで対ケインのような大型FWと対峙する経験を積んでいる渡辺にとって、今夜は自分の対人守備の強さを世界最高のFW相手に示す場になります。
中央CB:谷口彰悟(シントトロイデン)
3バックの中央は「経験と統率力」が最優先です。アキレス腱断裂から復帰後、今遠征ではDFリーダーとして機能しています。
谷口がいることで渡辺・鈴木淳之介の両サイドCBへの指示が的確になります。ケインへの対応はあくまで渡辺と分担しつつ、ライン統率と守備組織の引き締めが谷口の最大の役割です。今遠征の「守備の背骨」として、イングランド戦でもその存在感を見せてほしいポジションです。
左CB:鈴木淳之介(コペンハーゲン)
左CBに伊藤洋輝ではなく鈴木淳之介を予想するのは、スコットランド戦で伊藤がフル出場に近い起用をされていた点と、中2日という連戦の疲労を考慮したためです。
鈴木淳之介はコペンハーゲンで今季CBとして安定した出場を続けており、代表レベルでもスコットランド戦での対応は及第点でした。イングランドの右サイド(サカ、トレント等)からの攻撃に対して、左CBとして対応する守備の強度が問われます。W杯メンバー枠争いという意味でも、今夜のパフォーマンスは重要なアピールの場になります。
右WB:伊東純也(ゲンク)
スコットランド戦で途中出場から決勝弾を決めた伊東純也を、イングランド戦では右WBのスタメンで起用します。試合後「1個前にもチャンスがあったので反省点もある」と語っており、先発からの出場への意欲は十分です。
右WBとして高い位置を取り、スピードとドリブルでイングランドの左サイド(ショウやチルウェル)を突く。伊東が右サイドで起点を作れれば、上田・堂安・中村敬斗との連動でイングランドの守備を崩せる可能性が出てきます。
左WB:三笘薫(ブライトン)
スコットランド戦後半に投入されると「チームが変わった」と感じさせた三笘薫。試合後に「イングランド戦は攻撃のクオリティを確かめたい」と語っており、今夜は左WBのスタメンから先発する予想です。
左WBとして縦に仕掛けてクロスを入れる役割と、インサイドに入ってコンビネーションを作る役割を高い水準でこなせる三笘の存在は、日本の攻撃の最大の武器です。
相手の右サイド——ウォーカー、またはトレント・アレクサンダー=アーノルドとの1対1が今夜最大の見どころのひとつ。ブライトンのホームスタジアムから車で行けるウェンブリーという「地元」での戦い。三笘にとっても特別な一戦になります。
ボランチ:鎌田大地+佐野海舟
これがイングランド戦の最大のポイントです。
スコットランド戦では藤田+田中碧のボランチで、鎌田はシャドー候補としてベンチ待機でした。イングランド戦ではゲームメイクの質を上げるために鎌田のボランチ起用がいよいよ実現する予想です。
遠藤・守田が不在の今、ゲームを組み立てられるのは鎌田だけです。ビルドアップのスイッチ、プレスをかわす判断、縦パスのタイミング——鎌田ボランチは「予想」ではなく「確定」という見方が正しく、問いはあくまで「隣に誰が入るか」だけです。
パートナーには佐野海舟を予想します。「自分の持ち味をぶつけていきたい」と語った佐野は守備の強度と球際の激しさが最大の武器。鎌田がゲームを組み立てる分、佐野にはカバーリングとセカンドボール回収を期待します。ベリンガム・ライスという世界最高水準の中盤に対して、このコンビがどこまで食らいつけるか——W杯本番のプランBとしての価値が問われます。
左シャドー:中村敬斗(スタッド・ランス)
スコットランド戦でも途中出場でチャンスに絡んだ中村敬斗が、イングランド戦では左シャドーでスタメン起用されると予想します。
ランスでの活躍はもちろんのこと、代表での評価・パフォーマンスも高く、ゴール前での嗅覚と右足の精度は世界レベルです。右シャドーとして相手の左CB(マグワイア等)の背後に飛び込み、三苫薫の左WBとのコンビネーションでイングランドの守備を崩すシーンが期待されます。
右シャドー:堂安律(フランクフルト)
堂安は右シャドーとして内側に入り、伊東の右WBとのコンビネーションを形成します。伊東が縦に抜けてスペースを作ったところに堂安がインサイドから飛び込む形は、相手守備陣にとって非常に対処が難しい攻撃パターンです。
フランクフルトで磨いた積極的なシュートと、中央から左に流れる動きは右シャドーとしても十分機能します。鎌田とのボランチ+シャドーの連携でパスコースを複数作れる点も大きな武器です。
1トップ:上田綺世(フェイエノールト)
スコットランド戦でベンチスタートだった上田綺世が、イングランド戦ではスタメンで1トップに入ります。「少しずつ軌道に乗って、結果になって出てきた」と語るように、フェイエノールトで今季オランダリーグの得点争いトップを走るエースが本番に向けて仕上がってきています。
ポストプレーと裏抜けのバランス、空中戦での強さはイングランドのCBに対しても有効です。ケインが日本の守備に集中を強いる一方で、反対サイドでは上田が最前線でゴールを狙う——今夜の上田の動きと連携の質は、W杯本番のオランダ戦への大きなヒントになります。
イングランドのスタメン予想と注目選手
イングランドはケインやサカら主力級11選手が途中合流でウルグアイ戦からスタメンが大きく変わる見込みで、W杯本番に近いメンバーで日本戦に臨む予想です。
| ポジション | 選手 | 所属 | 脅威度 |
|---|---|---|---|
| GK | ピックフォード | エバートン | — |
| RB | トレント・アレクサンダー・アーノルド | リバプール | ★★★ |
| CB | ストーンズ | マンチェスター・シティ | ★★ |
| CB | マグワイア | マンチェスター・ユナイテッド | ★★ |
| LB | ルーク・ショウ | マンチェスター・ユナイテッド | ★★ |
| CM | デクラン・ライス | アーセナル | ★★★ |
| CM | ベリンガム | レアル・マドリー | ★★★★ |
| RW | サカ | アーセナル | ★★★★ |
| AM | フォーデン | マンチェスター・シティ | ★★★ |
| LW | マドック | マンチェスター・シティ | ★★ |
| ST | ケイン | バイエルン | ★★★★★ |
最大の脅威:ハリー・ケイン
ケインは今季バイエルンでリーグ戦26試合で31ゴールとハイペースで得点を重ねており、ロベルト・レヴァンドフスキが持つシーズン最多得点記録更新も視野に入れています。
渡辺剛が「彼を自由にさせない」と語ったように、ケインへの対応は今夜の守備の最大テーマです。高さ・技術・ポストプレーすべてが世界最高水準のストライカーをどう封じるか——ここに日本の守備の答えが出ます。
要注意:ジュード・ベリンガム
レアル・マドリーで世界的なスターとなったベリンガム。中盤からの飛び出しと得点力は日本のボランチ(鎌田+佐野)にとって最大のマークターゲットです。
要注意:ブカヨ・サカ
アーセナルで三笘の「隣のポジション」として毎週戦っているサカ。三笘vsサカのブライトン vs アーセナルの因縁の対決がこの試合でも見られます。

この試合で見たい「3つの問い」
①鎌田ボランチはイングランドのプレス強度に通用するか
遠藤・守田不在の今、鎌田にボランチでゲームを作らせる——これがW杯本番でも必要になる可能性がある。ベリンガム・ライスという世界最高水準の中盤に対して、鎌田と佐野海舟のコンビがビルドアップで圧倒されないかどうかが最大の注目点です。
②三笘vsウォーカー(またはトレント)の1対1
三笘の左サイドからの仕掛けは、相手にとって世界で最も対処が難しいドリブルの一つです。イングランドの右サイドに誰が入るかによって、この試合の攻撃の流れが大きく変わります。
③ケイン封じ——渡辺剛と谷口の守備連携
「彼を自由にさせない」と覚悟を語った渡辺剛。谷口との連携、ボランチを含めたプレッシングの強度でケインをどこまで封じられるか。W杯本番でのオランダ戦(ガクポ・デパイ)への対策の意味でも、この試合の守備内容は非常に重要なデータになります。
観戦ガイド
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 日本時間キックオフ | 4月1日(水)午前3:45 |
| 地上波 | NHK Eテレ(生中継) |
| ネット配信 | U-NEXT(ライブ&アーカイブ)/ NHK ONE |
| 実況・解説(NHK) | 実況:下境秀幸/解説:林陵平/ゲスト:熊谷紗希 |
| 実況・解説(U-NEXT) | 実況:下田恒幸/解説:中村俊輔・戸田和幸・中山雅史 |
| 会場 | ウェンブリー・スタジアム(ロンドン) |
朝3:45という時間は正直しんどいですが、「ウェンブリーで日本代表がイングランドと戦う」という状況はそう何度もあるものではありません。仕事がある人はU-NEXTのアーカイブで「結果を見ずに翌朝観戦」というのもひとつの選択肢です。
なお、W杯本番の日本代表戦はDAZNで全試合ライブ配信。日本代表戦は無料アカウント登録のみで視聴可能です。今のうちにアカウント登録だけしておくと当日スムーズです。

まとめ
今夜のイングランド戦は「W杯本番に最も近いメンバーと内容」を見られる最後の機会です。
スコットランド戦が「選手層の確認と下位枠の選手への機会提供」だったとすれば、イングランド戦は「W杯グループF初戦(オランダ戦)の1ヶ月前の最終テスト」として位置づけられます。

鎌田のボランチ、三笘の先発起用、ケイン封じの守備連携——ここに今夜の最大の注目ポイントがあります。
ウェンブリーで結果を出して、W杯に向けた自信をチームと一緒に掴んでほしいですね。
スタメン・コンディション情報は試合前日〜当日に随時更新予定
試合後は採点・総括記事も公開予定

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