2026年3月19日14時。JFA(日本サッカー協会)がW杯本番前最後の強化試合となる欧州遠征のメンバー28名を発表しました!!
冨安健洋が1年9ヶ月ぶりに代表復帰。塩貝健人が初招集。そして久保建英・遠藤航・南野拓実ら主力が招集外。野戦病院と化した日本代表が、W杯本番3ヶ月前にどんな顔ぶれで強豪2連戦に臨むのかを、この記事で全部整理します!!
今回の欧州遠征の位置づけ
3月28日のスコットランド戦(グラスゴー・ハムデンパーク)と31日のイングランド戦(ロンドン・ウェンブリー)は、W杯本番メンバー発表前重要な2戦となり、W杯選考前の最後の代表戦となります。
5月31日(日)にアイスランドとのキリンカップチャレンジも決定いたしました。これはW杯メンバーが確定した後の試合となるため、選考前の緊迫した試合を観れるはこの2試合です。
🗓 試合日程
| 第1戦 | 3月28日(土)vs スコットランド 日本時間3月29日(日)午前2時 ハムデンパーク(グラスゴー) |
|---|---|
| 第2戦 | 3月31日(火)vs イングランド 日本時間4月1日(水)午前3時45分 ウェンブリー(ロンドン) |
| 放送 | スコットランド戦:NHK総合 / イングランド戦:NHK Eテレ(いずれもU-NEXTでも配信) |
発表された28名のメンバー一覧
| ポジション | 選手名 | 所属クラブ | 備考 |
|---|---|---|---|
| GK | 早川友基 | 鹿島アントラーズ | |
| 大迫敬介 | サンフレッチェ広島 | ||
| 鈴木彩艶 | パルマ(イタリア) | ||
| DF | 谷口彰悟 | シント=トロイデン (ベルギー) | |
| 渡辺剛 | フェイエノールト (オランダ) | ||
| 冨安健洋 | アヤックス(オランダ) | ★1年9ヶ月ぶり復帰 | |
| 安藤智哉 | ザンクト・パウリ (ドイツ) | ||
| 伊藤洋輝 | バイエルン(ドイツ) | 復帰 | |
| 瀬古歩夢 | ル・アーヴル(フランス) | ||
| 菅原由勢 | ブレーメン(ドイツ) | ||
| 鈴木淳之介 | コペンハーゲン (デンマーク) | ||
| MF/FW | 伊東純也 | ゲンク(ベルギー) | |
| 鎌田大地 | クリスタル・パレス (イングランド) | ||
| 三笘薫 | ブライトン (イングランド) | 左足首の状態が注目 | |
| 小川航基 | NEC(オランダ) | ||
| 前田大然 | セルティック (スコットランド) | ||
| 堂安律 | フランクフルト(ドイツ) | ||
| 上田綺世 | フェイエノールト (オランダ) | ||
| 田中碧 | リーズ(イングランド) | ||
| 町野修斗 | ボルシアMG(ドイツ) | ||
| 中村敬斗 | スタッド・ランス (フランス) | ||
| 佐野海舟 | マインツ(ドイツ) | ||
| 鈴木唯人 | フライブルク(ドイツ) | ||
| 藤田譲瑠チマ | ザンクト・パウリ (ドイツ) | ||
| 佐野航大 | NEC(オランダ) | ||
| 塩貝健人 | ヴォルフスブルク (ドイツ) | ★初招集 | |
| 後藤啓介 | シント=トロイデン (ベルギー) | ||
| 佐藤龍之介 | FC東京 |
注目ポイント①|冨安健洋、1年9ヶ月ぶりの代表復帰
今回の発表で最も大きなニュースは冨安健洋の代表復帰です。前回の代表出場は2024年6月のシリア戦で、実に1年9ヶ月ぶりの招集となりました。
アーセナルでの2度の右膝手術・アーセナルとの契約解除・無所属期間を経て、2025年12月にアヤックスへ加入。2月1日に484日ぶりの公式戦復帰を果たし、3月14日のスパルタ戦ではアヤックス加入後初先発と、着実にコンディションを上げてきました。
森保監督が冨安に期待するのはCB・RSB・LSBすべてをこなせる万能性です。怪我人が多発する最終ラインの救世主として、まさに「今必要な選手」です。スコットランド戦・イングランド戦でどのポジションで起用されるかが最大の注目点です。

注目ポイント②|塩貝健人が初招集
もう一つのサプライズが塩貝健人(ヴォルフスブルク/ドイツ)の初招集です。20歳の若きストライカーが、W杯本番メンバー発表前最後の試合で初めて代表のユニフォームを着ることになりました。
塩貝は今季ブンデスリーガでコンスタントに出場機会を得ており、前線での身体的な強さと抜け出しの巧さが評価されています。久保・南野・遠藤といった主力不在の中、若手の底上げという意味でも今回の招集は重要な意味を持ちます。
招集外の主力選手と理由
| 選手名 | 招集外の理由 | W杯への影響 |
|---|---|---|
| 遠藤航(リバプール) | 2月に左足首手術。リハビリ中 | W杯に間に合うかが最大の懸念 |
| 久保建英(レアル・ソシエダ) | 1月のバルサ戦で左ハムストリング負傷。4月復帰目標 | W杯初戦には間に合う見込み |
| 南野拓実(モナコ) | 昨年12月に左足前十字靭帯断裂・手術 | W杯本番は絶望的 |
| 板倉滉(アヤックス) | 負傷離脱中 | 回復状況を注視 |
| 長友佑都(FC東京) | 3月15日に右ハムストリング肉離れ発表 | W杯出場に暗雲 |
| 町田浩樹(ホッフェンハイム) | 負傷離脱中 | 回復状況を注視 |
特に深刻なのは遠藤航のキャプテン不在です。左足首手術から復帰のめどが立っておらず、守備の要かつ精神的支柱を欠く状態で本大会を迎える可能性も出てきました。また南野拓実の前十字靭帯断裂は重傷で、W杯本番出場は事実上絶望的な状況です。

「守田英正」選手の落選
個人的には一番の驚きでした。
チャンピオンズリーグでの活躍、現在のクラブでの出場状況やコンディションを総合的に考えても間違いなく選ばれても良い状況なはずです。また、戦術理解度や状況判断などボランチの中では群を抜いている存在だと思います。
ただ選ばれていないということは守田選手が森保監督の中で構想外に近い存在なのかもしれません。それは鎌田選手をボランチで起用したいと考えた時に他の選手と比べた時に優先順位が下がってしまうということなのでしょう。
個人的には、現在ブンデスで調子の良い藤田譲瑠チマをスコットランド戦で起用しどのくらい通用するのかそれによって守田選手の当落を判断するのではないかと私は考えています。
今回のメンバーから見えるW杯本番への影響
私なりに今回のメンバー選考で気になった点をまとめておきます。
守備ラインは「CB大量招集」
DFに8名を招集しており、これは多い気がしています。板倉・町田・長友・伊藤(復帰途中)と主力が相次いで離脱する中、谷口・渡辺・冨安・安藤・瀬古・鈴木淳之介と複数のCBタイプを招集してオプションを探る構成になっています。W杯本番の最終ラインがどうなるか、この2試合で見極めが進むことでしょう。
キャプテンは誰が務めるか
遠藤航・南野拓実という1st・2ndキャプテンが不在の中、誰がキャプテンマークを巻くかも注目です。候補として挙がるのは吉田麻也引退後の代表を支えてきた谷口彰悟選手、または鎌田大地選手、冨安健洋選手の代表復帰とともにキャプテンとして起用される可能性もあります。
シャドーは「久保・南野不在」をどう埋めるか
トップ下・攻撃的MFの核だった久保建英・南野拓実が不在の中、この役目を誰が担うのかまた1トップや他の前線のメンバーとの相性などが注目されます。
鎌田大地選手がボランチで起用される可能性が高いことから、
左シャドー:中村敬斗選手、佐野航大選手
右シャドー:堂安律選手・鈴木唯人選手・町野修斗選手
このあたりのメンバーがシャドーとして起用されるのではと予想しています。伊藤純也選手の使われ方としては、多分右WBなのかなと思っています。
シャドーの動きやパフォーマンスもこの欧州遠征の観るべきポイントですね!

スコットランド戦・イングランド戦での注目ポイント
スコットランド戦(3月28日)
FIFAランキング38位のスコットランドは1998年以来のW杯出場。フィジカルが強くセットプレーに強みを持つチームです。前田大然が所属するセルティックはスコットランドプレミアリーグのクラブであり、現地の雰囲気を知る前田の経験値がどう活きるかも見どころです。
個人的にはスコットランド戦は、スコットランドリーグの活躍から左ウィングバックの先発で前田大然の起用があると考えています。
この試合では、3バックか4バックかのシステム選択も注目です。CB大量招集という構成から、4バック全メンバーCBを試す可能性も十分あります。
イングランド戦(3月31日)
FIFAランキング4位・W杯優勝候補の一角であるイングランドとの聖地ウェンブリーでの一戦。ハリー・ケイン・ブカヨ・サカ・ジュード・ベリンガムら世界屈指のタレントが揃う相手に、W杯本番直前のシミュレーションとして最高の舞台です。
鎌田大地はクリスタル・パレスとしてプレミアリーグに所属しており、イングランドの選手とのクラブでの対戦経験がプラスに働く可能性があります。また三笘薫にとっては「最も苦戦した選手」と語るカイル・ウォーカーとの再対決が実現するかどうかも注目です。
この一戦のスタメンが、W杯の第1戦目のオランダ戦のスタメンと言っても過言ではないでしょう。
メンバー予想するだけでとても楽しみです。

まとめ
この28名の中から、6月のオランダ戦に立つ26人が決まりそうですね。最後のアピールの舞台で誰が輝くのか。日本代表の本当の勝負は、もう始まっています!
- 28名のメンバーが発表。冨安健洋が1年9ヶ月ぶりに復帰、塩貝健人が初招集
- 遠藤航・久保建英・南野拓実・板倉滉・長友佑都らは招集外(怪我)
- 守田英正のメンバー外
- DFを8名招集という異例の構成。CB大量選出で最終ラインの再構築を図る
- スコットランド戦(日本時間3/29 午前2時)はNHK総合で生中継
- イングランド戦(日本時間4/1 午前3時45分)はNHK Eテレで生中継
- この2試合がW杯本番メンバー選考への最終アピールの場
この2試合を含めた放送・視聴方法についてはDAZNでW杯2026を見る完全ガイド、各選手の状況については日本代表怪我人リストもあわせてご覧ください。
代表戦を全力で楽しみましょう!それでは、また!

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