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オランダ代表の弱点、見つけました。W杯初戦で日本が番狂わせを起こすための3つの勝ち筋

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オランダ戦の日程が出たとき、職場のサッカー好きの同僚に「日本、今回は厳しいな」と言われた。

ランク7位。準優勝3回。ファン・ダイク、デ・ヨング、ガクポ……名前を並べるだけで「これ無理じゃん」という気持ちになるのもわかる。

でも、調べれば調べるほど「あれ、意外といける話じゃないか?」と思い始めた。

強豪オランダにも、確かな弱点がある。W杯予選でポーランド相手に2度も引き分けていること。かつてオランダリーグでプレーした元日本代表2人が口を揃えて「オランダ人は意外とプレッシャーに弱い」と言っていること。そして何より、今の日本代表はドイツとスペインを倒したことのあるチームだということ。

この記事では、そのあたりを整理した。メンバーと戦術をひと通り把握した上で、日本が勝ち筋を引き込むために本当に必要な3つのことを書いている。6月15日の朝5時、せっかく早起きするなら「何を見ればいいか」がわかった状態で画面の前に座ってほしい。

📌 この記事でわかること
✅ オランダ代表の最新メンバーと注目選手
✅ クーマン監督の戦術・フォーメーション(4-3-3)の特徴
✅ オランダの”意外な弱点”(元日本代表が実体験から証言)
✅ 日本が勝つための3つの具体的なポイント
✅ 過去の対戦成績と2026年の展望

目次

まずオランダってどんな国?強さの背景を知ろう

オランダは「サッカー大国」という言葉が最も似合う国のひとつだ。人口約1,800万人というヨーロッパでは決して大きくない国ながら、世界サッカー史に残る革命を起こしてきた。

項目データ
FIFAランク7位(2025年12月時点)
W杯出場回数13回目(2大会連続)
W杯最高成績準優勝3回(1974・1978・2010)
主要タイトルEURO1988 優勝
監督ロナルド・クーマン(2023年〜2度目の就任)
日本との対戦成績日本0勝1分2敗

W杯で3度も決勝に進みながら、一度も優勝できていない——これが「オランダあるある」として語られる”呪われた強豪”でもある。それだけポテンシャルは世界最高水準ということでもある。

「トータルフットボール」の国、オランダ

1970年代にヨハン・クライフとリヌス・ミケルスが生み出した「トータルフットボール」——全員が攻守に関わり、ポジションを流動的に入れ替えながら戦うスタイルは、世界のサッカーを変えた哲学だ。その遺伝子は今のオランダ代表にも脈々と引き継がれている。

バルセロナ・アヤックスのパスサッカー、プレッシングの元祖……オランダはサッカーの「源流」を生み出してきた国なのだ。

オランダ代表の最新メンバー【ポジション別】

2025年11月時点の最新招集メンバーを確認しておこう。

GK

選手名所属クラブ特徴
マルク・フレッケンレバークーゼン(独)正GK候補、安定感のあるドイツ移籍組
バルト・フェルブルッヘンブライトン(英)若き守護神候補、足元の技術が高い現代型GK

DF

選手名所属クラブ特徴
フィルジル・ファン・ダイクリヴァプール(英)世界最高クラスのCB、主将・DFながら代表11得点
マタイス・デ・リフトマンチェスター・U(英)復帰組・将来の守備の柱、対人守備が強烈
ナタン・アケマンチェスター・C(英)攻撃参加もできるモダンな左CB/SB
デンゼル・ダンフリースインテル(伊)攻守のパワーあふれる右SB、CLでも常連
ユリエン・ティンバーアーセナル(英)万能DF、プレミアで急成長中
ミッキー・ファン・デ・フェントッテナム(英)爆発的なスピードを持つ左SB

MF

選手名所属クラブ特徴
フレンキー・デ・ヨングバルセロナ(西)中盤の司令塔、攻守をつなぐ頭脳
ライアン・フラーフェンベルフリヴァプール(英)遠藤航の同僚、ダイナミックなボックス・トゥ・ボックスMF
ティジャーニ・ラインデルスマンチェスター・C(英)広範囲をカバーするハードワーカー
シャビ・シモンズトッテナム(英)23歳の次世代エース、創造性とスピードが武器
イェルディ・スハウテンPSV(蘭)ビルドアップのキーマンとなるアンカー

FW

選手名所属クラブ特徴
コーディ・ガクポリヴァプール(英)193cmの万能アタッカー、カットインシュートが武器
メンフィス・デパイコリンチャンス(ブラジル)オランダ歴代最多得点記録保持者、代表の精神的支柱
シャビ・シモンズトッテナム(英)2列目から仕掛ける攻撃的MF/FW兼任

クーマン監督の戦術|4-3-3の仕組みを理解する

オランダ代表を率いるのはロナルド・クーマン監督(2023年より2度目の就任)。現役時代はバルセロナや代表でプレーした名DFで、ヨハン・クライフに直接指導を受けたオランダサッカーの継承者だ。

基本システムは4-3-3

クーマン体制のオランダの基本フォーメーションは4-3-3。ただし、状況に応じて4-2-3-1に可変することもある。ポゼッション重視で、特徴的なのは「非対称なビルドアップ」だ。

🔶 オランダの攻撃パターン
① GK・DFラインからポゼッションでビルドアップ
② デ・ヨング(アンカー)が中盤でボールを引き取り展開
③ 両ウイング(ガクポ・シモンズ)が1対1で仕掛ける
④ 高さ・体格を活かしたセットプレーでも脅威

クーマンの哲学「イデオロギーより実用主義」

かつての「美しく勝つ」オランダとは少し違い、クーマン監督は実用主義的な指揮官だ。試合を壊すことも厭わない守備的な戦い方も躊躇なく選択する。W杯予選ではポーランドと2度引き分けるなど、盤石ではない試合も見せていた——これは日本にとっての大きなヒントだ。

日本が警戒すべき!オランダの5大脅威

⚠️ 脅威① ファン・ダイクの圧倒的な存在感

リヴァプールの主将でもある196cmの絶対的なCB。空中戦・対人守備は世界トップクラスで、DFながら代表通算11得点というセットプレーでの怖さも備える。今大会で絶好調の上田綺世とのマッチアップは注目のカードだ。

ただ今季は「やや不安定なパフォーマンスも見られる」という指摘もある。33歳というベテランの域に差し掛かり、コンディション次第ではつけ入る隙も出てくるかもしれない。

⚠️ 脅威② デ・ヨングの中盤支配

バルセロナの主力として長年プレーする中盤の知将。ボールを受けてさばく能力は欧州屈指で、ここを自由にすると一気にオランダペースになる。怪我から復帰し、コンディションも上向きだ。

⚠️ 脅威③ ガクポの個人技

193cmの長身にスピードとテクニックを兼ね備えるリヴァプールのアタッカー。カタールW杯でも輝きを見せた次世代エースで、1対1を仕掛けて得点を狙うスタイルは日本の守備陣にとって最難関の一つだ。

⚠️ 脅威④ シモンズの創造性

バルセロナの下部組織で”天才”と謳われたシモンズが23歳で迎える今大会。狭いスペースでのボールキープとチャンスメイクが得意で、中間ポケット(ライン間)で受けてからの仕掛けが日本のブロックを崩す起点になりうる。

⚠️ 脅威⑤ デパイのゴール嗅覚

ブラジルに新天地を求めたベテランながら、W杯予選で8得点を挙げてオランダ歴代最多得点記録を更新。代表では絶大な信頼を誇り、チームが苦しいときほど個の力で局面を打開する精神的支柱でもある。

実は弱点もある!オランダの”隙”を徹底解剖

オランダはスター軍団だが、弱点がないわけではない。むしろここが重要で、日本が勝つための根拠がしっかりある。

弱点① 攻撃が単調になりやすい

ガクポらウイングの1対1に頼りすぎる傾向があり、守りを固めた相手に対して攻め方が単調になってしまうことがある。日本が深いブロックを作れば、オランダは崩し切れずにフラストレーションを溜めていく展開も十分ありうる。

弱点② メンタル面の”投げ出しやすさ”

かつてオランダリーグでプレーした元日本代表の安田理大氏とハーフナー・マイク氏は、オランダ人選手の意外な特性を指摘している。「リードしていても、プレッシャーをかけられると『やられそう』という雰囲気を出す。集中力が途切れるのが早く、投げ出すのも早い」という実体験に基づく証言だ。これは日本が早い時間に先制点を取れた場合、試合を有利に進められる可能性を示唆している。

弱点③ 強豪相手には引き気味になりすぎる

クーマン監督は「安定性を求めるタイプ」で、強い相手には守備を優先して後方に引かせすぎる傾向がある。W杯予選でポーランドと2度引き分けたのもその証拠で、「ガチガチに守って勝ち点1を取りに来る」戦い方をしてくる可能性もある。守備的に来られると裏のスペースが生まれ、日本のカウンターが刺さりやすくなる。

日本が勝つための3つのポイント

ここが最重要パート。オランダの強みと弱点を踏まえた上で、日本が番狂わせを起こすための「3つの勝ち筋」を整理する。

🔑 ポイント① デ・ヨングを消して中盤を制圧する

オランダのサッカーは、デ・ヨングが中盤でボールを受けて展開することから始まる。彼を自由にさせると、そこから両ウイングへ展開され、次々とチャンスを作られてしまう。

日本の解決策は遠藤航と守田英正の「世界級ボランチコンビ」だ。リヴァプールで磨かれた遠藤の守備強度、スポルティングで鍛えられた守田の読みと運動量——この2人がデ・ヨングをマンマーク気味に捕まえ続けることで、オランダの攻撃の起点を潰すことができる。

  • 遠藤航が前に出てデ・ヨングへのパスコースを切る
  • デ・ヨングがボールを持った瞬間に激しくプレスをかける
  • 守田が中間ポジションを抑えてシモンズへの縦パスを遮断する

🔑 ポイント② 組織的な5バックで守り、カウンターを刺す

2022年カタールW杯でドイツ・スペインを倒した日本の必殺技は「深い守備ブロック+鋭いカウンター」だった。同じ戦い方がオランダ戦でも有効だ。

オランダはウイングの1対1に頼りがちという弱点がある。日本が5バックを形成してサイドのスペースを消し、奪ったボールを素早く前線に送る——三笘薫の独走ドリブル、久保建英のライン間での受け、上田綺世のゴール前の動きがこの戦術にはまれば、少ないチャンスで得点が奪える。

  • 守備時は5-4-1でコンパクトなブロックを形成
  • ガクポへのサイドのスペースを徹底的に消す
  • ボール奪取の瞬間に三笘・久保が一気に加速してカウンター
  • 早いタイミングで前線にシンプルなボールを入れて深さを作る

🔑 ポイント③ セットプレーで確実に勝負する

流れの中でのゴールが難しい相手に対してはセットプレーが最大の武器になる。日本代表は近年、セットプレーからの得点パターンを着実に増やしてきた。

オランダはセットプレーの守備に一定のリスクを抱えており、特にニアゾーンへの鋭いボールやファーへのクロスに対してはマークがずれやすい。板倉滉・谷口彰悟・冨安健洋といった長身DFが攻撃参加するセットプレーは、ファン・ダイクやデ・リフトとの高さ対決でも戦える重要な得点機会だ。

  • FK・CKのキッカーは久保建英か堂安律で精度の高いボールを供給
  • ファーポストへの流れ球に走り込むパターンで混戦を作る
  • ショートコーナーからの崩しで相手守備を揺さぶる

💡 勝ち筋の核心
元日本代表・安田理大氏はこう語っている。「運動量は絶対に日本が勝る。日本が今までドイツやスペインを倒してきたような組織力を見せれば、ほんまにイーブン(の勝負)だと思っている」。今の日本代表なら、その組織力と走力でオランダと対等に渡り合える。

日本vsオランダ 過去の対戦成績を振り返る

正直に言うと、過去の対戦成績は日本の0勝1分2敗。良い数字ではない。特に記憶に新しいのは2010年南アフリカW杯のグループステージ(オランダ1-0日本)だ。

当時の日本は「守備ブロックを作って耐える」戦い方に徹し、1点差で敗れた。ただしあの試合、日本は終始オランダに対して守れていた——つまり「ほぼ互角に戦えていた」とも言える内容だった。

あれから16年。今の日本代表は欧州のトップリーグで毎週オランダ選手と渡り合っている選手が揃っている。2010年とはまったく別のチームだ。

試合展開の予想シナリオ

🔵 楽観シナリオ:日本 2-1 勝利

ブロックを作りカウンターで先制→オランダが焦り始めてメンタル的に崩れる→追加点→オランダが1点返すも日本が逃げ切り。カタールW杯のドイツ戦を再現できれば、このシナリオは夢ではない。

🟡 現実シナリオ:日本 1-1 引き分け

序盤は拮抗した展開→セットプレーか個人技で日本が先制→オランダが個の力で追いつく→スコアレスのまま終了。勝ち点1でもチュニジア・第3戦で2勝すれば十分突破できる。引き分けも「上出来」の結果だ。

🔴 悲観シナリオ:日本 0-2 敗北

怪我人が多い状態で臨み、守備ブロックが崩れてしまう展開。ただしこの場合も1点差(0-1)以内に抑えられれば突破の可能性は残る。複数失点だけは避けたい。

まとめ:オランダは「倒せる相手」だ

  • オランダはFIFAランク7位の強豪だが、攻撃の単調さ・メンタルの弱さ・守備時の引きすぎという弱点がある
  • 日本が勝つための3つのポイントは「デ・ヨングを消す」「組織守備+カウンター」「セットプレー」
  • 遠藤航・守田英正・三笘薫・久保建英が揃えば、戦術的に十分対抗できる
  • 過去の対戦(2010年W杯)では守り切れていただけに、攻撃の精度を高めた今の日本ならさらに上の結果が狙える
  • 初戦の6月15日(月)午前5時、一緒に早起きしてこの一戦を見届けよう

カタールW杯で世界を驚かせた日本代表が、今度はオランダに「ジャイアントキリング」を起こす——。そのシナリオは、十分すぎるほどリアルだ。


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